2010/12/26

[M-1 2010]M-1グランプリ2010決勝終了

いや~笑い飯おめでとう!!
正直最後までヒヤヒヤさせられましたが、
「結果的に良かった」と思えたのは
ひとえにここが優勝してくれたからです。

一方、まさかスリムクラブが今回の主役の一角になるとはw
M-1物語の担い手がほぼ笑い飯しかいない大会の中で、
よくかき回してくれたと思います。
正直スリムクラブが好きなだけに
まさかチャンピオンになるんじゃないだろうかと
ヒヤヒヤしてしまいましたがw
KOC後に上げようと思って結局まだ上げていない
KOC期待勢の記事では、どうしてもここが可能性として
入ってきませんでしたが、これでKOCでもだいぶ可能性が上がったと思います。

ただし、ファイナルでスリクラに投じた紳助自身が笑い混じりに
話していたように、ここはファイナルラウンドまでは進まずとも
4~5位でも十分なインパクトを残せていたと思うので、
その点についてはやはり、スリムクラブを超えられる組を
きちんと用意してこなかった予選審査員の責任かと思います。
ファイナリストの選考によっては、まだもう少し
盛り上がりや見所を提供できたかもしれない、
という気持ちが準決勝を観戦した者としてはやはりありました。
逆に言えば、最初から最後まで
この予選審査がM-1グランプリを規定していたとも言えます。

あと、今回初めて予選を観戦した大会だったのですが、
やはりほとんどの組が準決勝ネタをかけてきたので
新鮮な驚きは少なくなってしまいますね。
それでも元々コントネタであるスリムクラブの2本目は
面白かったです。

ファイナルのパンクブーブーはM-1の策に溺れた印象。
準決勝レポにも書いたように、今回のここのネタの弱点は
ネタばれしている2度目以降は笑いが弱くなるという点です。
そのネタの性質を踏まえずに、「同じタイプのネタを2本」という
M-1特有の策にこだわってしまっていた。

なお、唯一カナリアだけ準決勝、準々決勝とも異なる
初見ネタをかけていましたが、なぜあれに?というチョイス。
準決勝の「輪唱」か準々決勝の「手遊び」で良かったと思いますが。

今回、優勝者の笑い飯以外で結果的にプラスになったとハッキリ言えるのが
スリムクラブだけだったというのは残念でした。
笑い飯とスリムクラブの来年の飛躍に期待します。

さらにいつになるかわかりませんが、新しいイベントが
どのようになるかも公式発表を待ちたいと思います。
M-1で苦しまされてきた若手にとってプラスになるような
イベントになってくれることを切に願います。

それでは今年もオンラインを見ようっと。

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[M-1 2010]敗者復活戦視聴

敗者復活会場には行っていませんが、SkyA+で全編視聴できたので、
とりあえずネタ順とネタ名だけ上げます。
感想は決勝が終わったあと追記します。

敗者復活者は始まる前の前記事で予想したので、
敢えてここでは予想しません。

ですが、正直結果がどう出ようとも、この敗者復活戦は
個人的にはすごく充実感がありました。
M-1を支えてきた千鳥、POISON GIRL BAND、東京ダイナマイトが
自分たちの本来の姿で漫才をしてくれていたし、
去年のM-1前の記事(東京芸人大阪芸人)にも書いたように
期待を寄せてきた囲碁将棋、マヂカルラブリーら、
また劇場で観て、より大きな好感を抱いた
タイムマシーン3号やウーマンラッシュアワーが
いずれもネタ選びを間違えずにやり切ってくれた。
それだけで拍手を送りたいです。

なお、地上波の敗者復活SPは録画して
まだちゃんと見てないですが、去年通りの構成だったようですね。
この大会は常に初めての試みが失敗するので
去年はもともと期待してなかったんですが、
今年になっても依然ネタを途中で切るとは
漫才に恩返ししたいというM-1のコンセプトと真っ向から
矛盾する作りじゃないですかね。
正直、こういうところや決勝でのカメラワークを見ても
後続のイベントはABC以外の放送局にやってほしいんですが
まぁ無理だろうなぁ……。

何にせよあと10分で決勝です。

□Aブロック

・グリーンランド「グーチョキパー」
・三四郎「高円寺」
・ラフ次元「隣のトトロ」
・あどばるーん「早口言葉」
・土佐駒「憧れのAKB前田敦子」
・どぶろっく「検問」
・天使と悪魔「お坊さん」

◇Bブロック

・スマイル (よしもとクリエイティブ・エージェンシー 大阪)「刑事」
・ダブルネーム (㈱トップカラー)「チャゲはいい奴」
・メトロクラフト (よしもとクリエイティブ・エージェンシー 大阪)「変化球」
・デニス (東京吉本)「ブラジル人」
・シャイニングスターズ (大阪吉本)「総理大臣」
・初恋クロマニヨン (フリー)「酔っ払い」

◇Cブロック

・ななまがり (よしもとクリエイティブ・エージェンシー 大阪)「相方に看取ってほしい」
・デスペラード (東京吉本)「手遊び」
・ミルクボーイ (大阪吉本)「グレてた」
・マキシマムパーパーサム (東京吉本)「浦島太郎」
・トンファー (東京吉本)「おでん屋」
・マテンロウ (東京吉本)

◇Dブロック

・和牛 (大阪吉本)「大事な人が死んだ歌」
・セルライトスパ (大阪吉本)「覚えてフリースタイル」
・ミサイルマン (大阪吉本)「遊園地」
・ソラシド (東京吉本)「小説のたとえ」
・エレファントジョン (プロダクション人力舎)「怪談」
・井下好井 (東京吉本)「お弁当箱の歌」

◇Eブロック

・ボルトボルズ (松竹芸能 大阪)「デートで絡まれた」
・ダブルアート (大阪吉本)「師匠に挨拶」
・エリートヤンキー (東京吉本)「タイムスリップ」
・ブロードキャスト (東京吉本)「故郷に錦」
・LLR (東京吉本)「コンピレーションアルバム」
・えんにち (東京吉本)「映画の宣伝」

◇Fブロック

・トレンディエンジェル (東京吉本)「AKB48」
・ギャロップ (大阪吉本)「本当の息子じゃない」
・アームストロング (東京吉本)「おばあちゃん」
・三日月マンハッタン (松竹芸能 東京)「九九」
・ボーイフレンド (東京吉本)「浮気をしない」

◇Gブロック

・天狗 (東京吉本)「卒業式」
・ロシアンモンキー (東京吉本)「歌のお兄さんとヒーロー」
・ブレーメン (東京吉本)「アルプス一万尺」
・ハイキングウォーキング (東京吉本)「焼き肉屋」
・スーパーマラドーナ (大阪吉本)「業界へのあこがれ」
・かまいたち (大阪吉本)「手術を応援」


◇Hブロック

・プラスマイナス (大阪)「しりとり」
・天竺鼠 (大阪吉本)「服屋の店員」
・ジャングルポケット (東京吉本)「バーベキュー」
・風藤松原 (太田プロダクション)「無茶ぶり」
・バース (東京吉本)「ホームランの約束」
・ギンナナ (東京吉本)「女って」


◇Iブロック

・平成ノブシコブシ (東京吉本)「スポーツ」
・とろサーモン (東京吉本)「万引きGメン」
・笑撃戦隊 (ワタナベエンターテインメント)「整形手術」
・チーモンチョーチュウ (東京吉本)「たぬきの恩返し」
・千鳥 (大阪)「カカア殿下~さっちゃん」
・マヂカルラブリー (東京吉本)「運動会」

◇Jブロック

・プリマ旦那 (よしもとクリエイティブ・エージェンシー 大阪)「ハゲ」
・POISON GIRL BAND (東京吉本)「ストレス解消法」
・ウーマンラッシュアワー (よしもとクリエイティブ・エージェンシー 大阪)「マックのバイトリーダー」
・我が家 (ワタナベエンターテインメント)「結婚相手(坪倉のダメツッコミ)」
・アーリアン (よしもとクリエイティブ・エージェンシー 大阪)「ファミリーファイター」
・磁石 (ホリプロコム)「好感度」

◇Kブロック

・東京ダイナマイト (東京吉本)「職務質問」
・ゆったり感 (東京吉本)「海の生き物を説明~プロポーズ」
・タイムマシーン3号 (アップフロントエージェンシー)「小学生~米派VSパン派」
・モンスターエンジン (よしもとクリエイティブ・エージェンシー 大阪)「日常の不満」
・囲碁将棋 (東京吉本)「隣の女子大生」
・パンクブーブー (東京吉本)「コンビニで万引き」

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[M-1 2010]決勝予想

敗者復活までギリッギリですがアップします。

チュートの事前番組はちらっと見ただけで録画しっ放しですが、
今年も1組だけでやるのは変わらなかったな。
おととしみたいに密着VTRをたっぷり見たいんですが、
ちょっと今年も難しそうかな。

3回戦動画もちらほらチェックしてますが、
まだ気になるところ全部見れてないので、
大阪勢の多くは敗者復活映像で初見になりそうです。
それにしてもアジアンや学天即は3回戦合格してても
よかったと思いますが。

さて、では今日のM-1最後の決勝がどうなるか軽く予想してみます。
去年は希望的観測込みで予想しましたが、今年は現実路線で予想。

1.カナリア
このメンツの中では、トップバッターの担い手としては
それほど悪くない方だとは思うのですが……
しかしおそらく歌ネタで来るでしょうから、そこが
どう受け取られますかね。
とりあえず会場を暖めることができたら役割を果たせたと言えるのでは。

2.ジャルジャル
漫才としては変化球なので後半、それも最後に近い順番が良かったと思いますが。
トップじゃなかっただけマシか。
会場が変化球のネタについていけて、変な空気になりっ放しにならなければ
笑いは取れるだろうと思います。ネタ序盤がカギですね。
ここの「漫才」を審査員がどう評価するかは気になります。

3.スリムクラブ
ここも6番以降がベターでしたね。
ジャルジャルの後で、変化球続きというのも不利に働く可能性が。
しかし、観覧客が「なんか変な奴が来た」という笑いを
受けとめられるくらい会場がそこそこ温まっていれば、
盛り上がりを作れるかもしれません。
会場ウケ関係なく、ここが審査員にどう評価されるかも個人的な見所。

4.銀シャリ
もしここまで会場が温まらず低調に推移していたとしたら、
ここには有利に働くでしょう。過度の緊張やミスさえなければですが。
去年の大阪編期待コンビでも筆頭に挙げましたが、
ただ今夏にロシアンモンキーのトークライブで
鰻(ボケ)とロシアンモンキー・川口(ツッコミ)との即興漫才を見て以来、
少し見方が変わったコンビでもあります。
そのときはネタ後に橋本(ツッコミ)が
「あんなにアドリブ入れてるの見た事ない」と言うくらい
鰻が伸び伸びと漫才してたんですが、
普段のネタでは橋本が多く喋るのでアドリブを入れる隙間がないと鰻。
現時点の銀シャリは橋本の喋りで個性が出ていて
そこが評価された面が大きいと思いますが、
ネタの質という意味では、鰻がアドリブを入れる余白があるように
ツッコミの橋本が抑えることも必要だと思います。
M-1決勝に連続進出していく中で、その完成形に向けての
成長過程を見たかったなぁとも思うんですが。

5.ナイツ
予選では、ボケ数を若干抑え従来よりスピードを緩めた時事漫才を
披露していましたが、決勝ではどのような形でネタをするのか。
予選通りであれば最終決戦に行くのは厳しいでしょう。
何か隠し球があるならば期待できる順番ではありますが。

6.笑い飯
順番はほぼベスト。芸風的にはナイツの後というのもベター。
ナイツが隠し球で爆発したらちょっと状況は変わりますが。
否応なくハードルも上がるでしょうけど、1本目にどれを持ってくるのか。
準決勝のネタは最終決戦に持ってきたいところでしょうが、
1本目に持ってくるかもしれない「小銭の神様」は
未見なので楽しみです。

7.ハライチ
去年は笑い飯の爆発の後に緊張せずやり切って
逆にそれまでのウケを味方につけた印象ですが、
今年も同じようにいくかどうかは未知数。
スタイルも去年とほぼ同様なので、それがどう評価されるか。

8.ピース
ここは経験値もあるし大きなミスはしないんじゃないんでしょうか。
ただ、笑い飯→ハライチと変則的なスタイルが続いた後だと
若干印象点には不利に働くかもしれませんが。

9.敗者復活
個人的にはもしかしたら優勝者よりも、
最後のM-1への(予選審査の)印象を決定づけるかもしれない敗者復活枠。
今年は希望的観測は込めずに現実的に予想してみます。

東京吉本> パンクブーブー、東京ダイナマイト、チーモンチョーチュウ
大阪勢> ウーマンラッシュアワー、モンスターエンジン
非吉本> 我が家、タイムマシーン3号

本命はパンクブーブー、対抗がウーマンラッシュアワーかなと思います。
あとはいずれも可能性が一段落ちるかなと勝手に思っていますが。
非吉本では、我が家が準々決勝のネタをやったら
もしかしたらもしかするかもしれませんが。

なお、チャンピオンの連続出場について書く機会を逸してきたのでここで少し。
テレビ芸人としては賢明な判断とは決して思いませんが、
漫才師としての欲を優先させるならそういうこともあるでしょう、
というのが個人的な印象。
ウーマンラッシュアワーについては、タイミングとしては微妙ですが
もし行ってそのままノッた漫才を見せ、
紳助の前で笑い飯と対決って形でも一視聴者としては面白い。
今年のM-1に笑い飯以外の物語が加わるとしたら、
これが一番現実味があるかもしれません。

今年は新顔が多いせいもあって、M-1物語の担い手としては
笑い飯一強という印象。
ただ、ファイナリスト発表時のスリムクラブの様子を見ると、
ここがウケるか、どう評価されるかは個人的には気になってしまいます。
KOC三回戦に合格した後、会場外の夜道でハイタッチする二人を
見かけたせいってのもありますがw

賞レースとしては個人的にはあまり大きな期待を持てていませんが、
特に順番が苦しい前半組には、最後の大会を盛り上げる意味でも
健闘してほしいですね。
あとは、やはりこうしたラインナップの審査員がつける点数は
おそらく最後になるということで、その意味でも注目したいと思います。
審査員にさまぁ~ず大竹、雨上がり宮迫については、
まあ特に宮迫がガッチガチに緊張しているのが目に見えますが
最低限、昨年のそのまんま東の二の舞にはならないでほしいですねw
ただ、審査員として仕事を受けたからには、会場ウケを
直に反映させただけのような点数づけはしないでほしいです。

M-1の功罪や今後については前記事の最後に書いたのをそのまま引用しときます。

> (略)劇場にわざわざ足を運ぶまでになったのは
> 間接的にはM-1のおかげでもあったし、
> 何よりいろんな芸人を知る機会を与えてくれたので、
> その意味ではM-1に感謝してます。
>
> ですが、引き継がれるイベントがどのようなものになるかはわかりませんが、
> 今日観たポイズンのように、M-1に苦しめられてきた漫才師が
> M-1から離れて漫才師本来の姿に戻ることができるなら
> それはそれで意味があると思います。
> 特に今年は予選を観戦した分、M-1で知った漫才師が
> M-1に苦しめられているのを見て、個人的にも
> いろんな点で納得がいかない部分も大きかったですが。
>
> 今はただ、明日の決勝・敗者復活のゆくえと、
> 後続のイベントが芸人にとって意義深いものになってくれるよう
> 期待したいと思います。

いや本当に、最後の期待を裏切らないよう、ファイナリストにも
敗者復活審査にも審査員にも運営側にも頑張ってほしいと思います。

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2010/12/25

[LIVE]緊急ライブ!!M-1直前ネタスペシャル101223@ルミネ

今更ですが、おとといルミネで行われたネタライブに行ってきました。
はりけ~んずMCで、M-1敗者復活に向けて
東京吉本若手15組が4分漫才を披露する1時間半のライブ。
大阪吉本からは唯一ウーマンラッシュアワーが登場。

・Aブロック
エリートヤンキー「タイムスリップ」
天狗「卒業式」
ギンナナ「女って…」
アームストロング「おばあちゃん」
チーモンチョーチュウ「たぬきの恩返し」

・Bブロック
ジャングルポケット「バーベキュー」
囲碁将棋「結婚相手」
えんにち「映画の宣伝」
マヂカルラブリー「運動会」
ウーマンラッシュアワー「マックのバイトリーダー」

・Cブロック
ブロードキャスト「息子を叱る」
LLR「超能力のリスク」
マキシマムパーパーサム「浦島太郎」
平成ノブシコブシ「スポーツ」
POISON GIRL BAND「ストレス解消法」

 

◇Aブロック

 

エリートヤンキー「タイムスリップ」
初見ネタ。
タイムスリップした橘(ツッコミ)が、
1995年の西島(ボケ)に会いに行くというネタ。
SMAPボケがウケてましたが、芸能ネタは
賞レースでは評価されないんですよね。

天狗「卒業式」
去年の敗者復活でもやってた気がする既知ネタだったが、
微妙に変えてたかな。
最後、横山(ツッコミ)が自分で笑っちゃってて
「あかんでぃ!」が上手く決まってなかったですがw
ウケてましたし面白かったですけど、ここはM-1の舞台でも
力みすぎてないというか、自分たちが楽しんでいる感じですね。
だからこそM-1向きではないような気もするんですけど、
でも漫才って本来こういうもんだよなぁとも思ったり。

ギンナナ「女って…」
準々決勝、3回戦と同じネタ。
結成が浅いからまだ他に目ぼしいネタがないのだろうか。
表探偵の部分を金成が自分で「デジャヴか!」と言うくらい繰り返していた。
準々決勝よりもウケが落ち着いていたかな。

アームストロング「おばあちゃん」
予選で観たネタと同じフォーマットだが、今回は栗山(ツッコミ?)も
最後に一下りノッかるというところが変わっていた。
しかしやはり、こういう一回空気が止まるネタはM-1向きではない。

チーモンチョーチュウ「たぬきの恩返し」
準々決勝と同じネタ。
伸び伸びやっていて、正直もう
賞レース=M-1に向けての漫才ではなくなっている感じ。
それはそれで構わないんでしょうけど、今回は
準々決勝より出来が粗かったようにも。

 

◇Bブロック

 

ジャングルポケット「バーベキュー」
準々決勝と同じネタ。細部は変わっていた。
元々のネタが面白いんだが、生で2度目観ても
やっぱりちょっとテンポが早過ぎるというか、
ボケもツッコミも担う斉藤が笑い待ちせずにどんどん進めてしまう印象が。
でもパワーはあるのできちんと笑いは取って盛り上げる。

囲碁将棋「結婚相手」
3回戦と同じネタ。
3回戦と客層が微妙に違うのもあって、野球ボケはあまり会場に通じず。
いずれにしろこのネタならば敗者復活は厳しい。
ここのネタはある程度知っていますが、敗者復活に
どのネタで臨むかはなかなか難しいですね。

えんにち「映画の宣伝」
アイパー(ボケ)が映画になる下りがよかったです。
準々決勝と同様、最後の一本締めをお客さんも反応して
ちゃんとパンと手を叩く。
オンバト全勝という成績を見ても、ここの漫才は
幅広い世代に通用するだろうから渋谷の無限大ホールとかではなく
もっと浅草花月やルミネ一般公演の舞台に立たせた方がいいのでは。

マヂカルラブリー「運動会」
2年前の敗者復活でもかけた既知ネタですがだいぶ変わってましたね。
これは明日の敗者復活でもかける可能性あると思います。
ここは準決勝のときもそうでしたが、最後の下りが
いつもブレーキかかってしまう印象があるので
いっそ削った方がスッキリするような気がします。

ウーマンラッシュアワー「マックのバイトリーダー」
村本が全ボケをマイクの近くで喋るパターン。
準決勝はこのバージョンでやるべきでしたが、
ガンマイクがないと知っていたらこの形式でやっていたはずだと思いますが…。
途中から村本の早口がいっそうターボかかってきて、
村本「この間おじいちゃんおばあちゃんの前でこのネタをやったら
アンケート用紙に思いっきり大きくハテナって書かれたんだ」w
村本「高齢化社会だが付いていけない者は置いておく!」
村本「笑いは若者のものだ!」w

 

◇Cブロック

 

ブロードキャスト「息子を叱る」
準々決勝と同じネタですが後半変えてたかな。

LLR「超能力のリスク」
福田(ボケ)がやたらローテンションに見えましたが。
伊藤(ツッコミ)の喋る分量が増えた分、
これまでの芸風からチェンジしていく過渡期段階に見えました。

マキシマムパーパーサム「浦島太郎」
本ネタに入る前、ツカミでハゲたあと
長澤「サンタさんにお願いしようと思ってるんだ」
つよし「靴下に髪の毛いっぱい入ってたらギャーてなるわ!」w
本ネタはひたすら、
つよし「ミュータントニンジャタートルズやないか!」押しw
でも「ハゲとるやないか!」もそうですが、ここはひたすら
同じツッコミフレーズを押すネタが面白いと思います。
M-1の文脈とはちょっと離れますけれども。

平成ノブシコブシ「スポーツ」
準々決勝と違い、徳井(ツッコミ)も積極的にボケていく形式の漫才。
吉村「こいつは面白くなってきたぜ!」
とか何とか言って終了w
M-1とは離れた文脈ではありますが、テレビでの手ごたえが
漫才ネタにもプラスの変化を与えてるような気がしましたね。

POISON GIRL BAND「ストレス解消法」
他の多くの芸人がスーツで舞台に立つ中、トリのここは
二人ともビデオ返しに行くかのような脱力トレーナー+Gパンw
見覚えあるネタですがM-1の敗者復活でやってましたかね?
ポーズをつけたまま漫才続けるやつです。
途中、「気持ちいい」というワードが出てこなくなった阿部w
吉田「気持ちいいが出てこなくなったら芸人やめた方がいい」
阿部「じゃあ今年で辞めるわ」
吉田「辞めて何やんの」
阿部「新聞配達!」明るく即答w
何というか、良い意味でここはもうM-1から
切り換えているような感じがしました。
本来こういう漫才師だったよなあ、という素の姿に戻った感じ。
もともとここはラストイヤーでしたが、
M-1が終わる意味があるとしたら
やはりこういう点にあるんじゃないかと思います。

 

■総評


M-1への調整という意味で興味深かったところもあれば、
その文脈からは関係なく楽しかったところもありました。
後者は天狗やマキシマムパーパーサムですかね。
トリのPOISON GIRL BANDのナチュラルな姿勢は
好感持ちましたし、M-1関係なく単純に楽しかったです。

明日の決勝を前にして、思ったことを少し。
こうして劇場にわざわざ足を運ぶまでになったのは
間接的にはM-1のおかげでもあったし、
何よりいろんな芸人を知る機会を与えてくれたので、
その意味ではM-1に感謝してます。

ですが、引き継がれるイベントがどのようなものになるかはわかりませんが、
今日観たポイズンのように、M-1に苦しめられてきた漫才師が
M-1から離れて漫才師本来の姿に戻ることができるなら
それはそれで意味があると思います。
特に今年は予選を観戦した分、M-1で知った漫才師が
M-1に苦しめられているのを見て、個人的にも
いろんな点で納得がいかない部分も大きかったですが。

今はただ、明日の決勝・敗者復活のゆくえと、
後続のイベントが芸人にとって意義深いものになってくれるよう
期待したいと思います。

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2010/12/19

[M-1 2010]3回戦 東京・品川1日目~3日目 合否まとめ

※こちらはただ結果をまとめた記事です。
東京3回戦3日目のレポはこちら。※

今更ながら11月上旬に品川プリンスシアターで行われた
3回戦前半戦について結果をまとめます。

 

■合格者 22組/全123組 5.6倍

<3回戦東京1日目@品川11/12(金)合格 8組(シード2組)> 8組/全41組 5.1倍

ナイツ (マセキ芸能社 '01)*シード組(08-09決勝)
ゆったり感 (東京吉本 '03)*シード組
あどばるーん (ソーレアリア '02)
えんにち (東京吉本 '05)
デニス (東京吉本 '10)
マテンロウ (東京吉本 '10)
どぶろっく (浅井企画 '04)
初恋クロマニヨン (フリー '06)

<3回戦東京2日目@品川11/13(土)合格 7組(シード3組)> 7組/全42組 6倍
ソラシド (東京吉本 '01)*シード組(07-09)
井下好井 (東京吉本)*シード組
ジャングルポケット (東京吉本)*シード組
笑撃戦隊 (ワタナベエンターテインメント '07)
デスペラード (東京吉本 '02)
マキシマムパーパーサム (東京吉本 '04)
マヂカルラブリー (東京吉本 '07)

<3回戦東京3日目@品川11/14(日)合格 7組(シード3組)> 7組/全40組 5.7倍
囲碁将棋 (東京吉本 '03)*シード組(08-09)
風藤松原 (太田プロダクション '04) *シード組(08-09)
天狗 (東京吉本 '03)*シード組
エリートヤンキー (東京吉本 '04)
グリーンランド (東京吉本 '03)
バース (東京吉本 '08)
ピース (東京吉本 '03)

各日程、他事務所の合格者は1~3組ほど。

□東京吉本落選者 51組

<3回戦東京1日目@品川11/12(金)吉本落選 19組>
アンダーエイジ、イシバシハザマ、オバアチャン、空想旅行、 KBBY、 げんきーず、 ジンギスキャン、 すずらん、 ダイナゴン (NSC 東京)、チロリアン、 バードメン、 バウンサー、 ふくろとじ、 フレームマニア、 ベーコン、 マンキンタン、 桃組、 ラグラン (NSC 東京)、笑鷺

<3回戦東京2日目@品川11/13(土)吉本落選 20組>
いちごパフェ、インポッシブル、ガリバートンネル、C・A・T、ジェラードン、ストロベビー 、スパイク、セブンbyセブン、ダイタク、ダイヤモンドダスト、盗涙王、トリプルエンジョイ、ナイスDEポン、南国姉妹、ヒダリウマ、Vステーション、ぺんぎんナッツ、舛方・高見、ルームシェア、レアレア

<3回戦東京3日目@品川11/14(日)吉本落選 13組>
メメ(東京吉本 '07)*シード組、
キャベツ確認中、キューティーブロンズ、ダルマハンバーグ、ツーナッカン、初恋タロー、ビスケッティ、ミルククラウン、 メイテントビダシ、ライス、ライパッチ、若月

1日目にはNSC生が2組、3回戦まで進出していたようです。
名前がわかるところも一部ありますが、主に
イロモノやキャリアの浅い組がこの段階で落ちている模様。

3日目には参加しましたのでレポ参照。
去年準決勝まで進んだメメは残念ながらここで落選。
レポにも書きましたが、ここは喋りの技術が向上するだけでも
だいぶ違うと思うので、今後に期待。

なお、吉本の落選組のネタについては
現在(~来年2月?)Gyaoで大部分を見ることができます。
その中ではバウンサー、イシバシハザマ、ダイタクがウケてましたし
合格してもいいレベルだと思いました。イシハザはいつもと同じスタイルなので
伸びしろの面で減点されたのかもしれませんが。
あと普段漫才やらないんでしょうけど
インポッシブル、盗涙王も粗いながらもいい感じ。
他、すずらん、KBBY、アンダーエイジ、南国姉妹も今後に期待。
異色なのがダイヤモンドダストで、ここの悲壮感はとても吉本には見えないw

□東京・他事務所落選者 50組

<3回戦東京1日目@品川11/12(金)他事務所落選 14組>
三拍子 (サンミュージックプロダクション '01)*シード組、
アルコ&ピース (太田プロダクション)、 エル・カブキ (フリー)、 オールドモンク (フリー)、カブトムシ (ソーレアリア)、 黒船 (フリー)、スモールート (アマチュア)、 先輩×後輩 (オスカープロモーション)、Wコロン (プロデューサーハウスあ・うん)、 ばいそん (アレイ・ナビ)、 八福亭 (フリー)、 ぷち観音 (サンミュージックプロダクション)、 安田大サーカス (松竹芸能 東京) 、ロブスターズ (アマチュア)

<3回戦東京2日目@品川11/13(土)他事務所落選 15組>
鬼ヶ島 (プロダクション人力舎 '04)*シード組、
アイデンティティ (太田プロダクション)、 EE男 (ワタナベエンターテインメント)、  ゲキシム! (SMA)、 ケチン・ダ・コチン (ワタナベエンターテインメント)、 新宿カウボーイ (太田プロダクション)、 しんのすけとシャン (ワタナベエンターテインメント)、 飛び魚 (松竹芸能 東京)、 ニッチェ (フリー)、 麦芽 (太田プロダクション)、 ミスマッチグルメ (アミーパーク)、 メインストリート (SMA)、 桃井誠和館 (アマチュア)、 横浜ヘテロ (浅井企画)、 ロコモコボンゴ! (どっかんプロ)

<3回戦東京3日目@品川11/14(日)他事務所落選 21組>
朝倉小松崎 (サンミュージックプロダクション '07)*シード組、
秋切町 (アマチュア)、 あめん (ワタナベエンターテインメント)、 オレンジサンセット (ホリプロコム)、 カントリーズ (漫才協会)、 菊ビンカン (オスカープロモーション)、ギャルズ (太田プロダクション)、高円寺パルサー (ホリプロコム)、 スパプリ (ニュースタッフエージェンシー)、 スペースボーイ (アマチュア)、 ダークホース (ニュースタッフエージェンシー)、 ツインズ (松竹芸能 東京)、 ツーライス (プロモーションススム)、 寺゛X (キャプテン芸能企画) 、TOP BRAND (アワーソングス クリエイティブ)、 西千葉コメディスター (フリー) 、ノルディックフクゴー (アマチュア) 、ばろん (松竹芸能 東京) 、ひよしなかよし (ニュースタッフエージェンシー) 、ルサンチマン (アマチュア)、 ロックンロールコメディーショー (サンミュージックプロダクション)

シード組の三拍子、鬼ヶ島、朝倉小松崎がここで落選。
三拍子については3日目にキャベツ確認中にネタにされてましたね。
他、アルコ&ピース、Wコロン、安田大サーカスらも落選。

3日目はイロモノ芸人、モノマネ師が結構出てましたが、
その中でもしっかりとイロモンを貫いてたり、
きちんとしたモノマネをやってたところは合格は逃しても客席を沸かしてました。
前者はロックンロールコメディーショー、後者は高円寺パルサー。
あと個人的にはルサンチマンの後がない感じの芸風も気になりましたね。

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