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2010/12/12

[M-1 2010][LIVE]3回戦レポ 東京5日目11/24@ルミネ

今更ながら3回戦レポを上げてみます。
こちらは東京5日目(3回戦最終日)@ルミネ。
ただし、この日の合格者のネタについては、
今日の準決勝・決勝・敗者復活のネタバレになるおそれがあるため
ぼかし気味で書きます。

ちなみにこの日は前夜の北朝鮮韓国砲撃ニュースもあってか、
政治ボケがふんだんに聞ける日でした。

MCはルート33。
座席は品川の席よりもじゃっかん遠めでしたが、
表情は見えるくらいの位置。

*審査員4名(敬称略)
審査員はこちらの4名。
放送作家 倉本美津留(ごっつええ感じ、ダウンタウンDX、松紳など/Wiki
放送作家 オパヤン(よしもと新喜劇、オールザッツ漫才、横町へよ~こちょなど/Wiki
放送作家 佐藤かんじ
放送作家 元木すみお(ネタ台本など)

:::::::::::::::::::::::::::::2010/12/15 23:30追記:::::::::::::::::::::::::::::
・審査員の情報を追記
・誤字修正 
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::追記終わり::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::


■Aブロック

 

オフ (太田プロダクション '09) 「浦島太郎とアルバイト情報誌を朗読」
トップバッターが登場時の歩き方から既にローテンションで
どうなることかと思ったが、きちんと面白かったですね。
一方が浦島太郎、もう片方がアルバイト情報誌を交互に読んでいくことで、
不可思議な文が出来ていく、という構成。
「フリーターたちが」「たくさんの」「正社員を」「いじめていました」
といった感じ。
トップバッターが不利に働いたのは確かだが、合格を感じさせるほどではなかった。

ザ・アンモナイト (ホリプロ '08) 「ベネズエラの昼ドラ~中国と日本」
前半はキングオブコント予選でもやってたコントとほぼ同じ。
コント丸出しだし、客があったまってないせいもあって苦戦していたが、
後半は片方が中国、もう片方が日本を演じる国擬人化コントw
「サカナツリ※△☆%…」
「オ~ジャパン!!」
「センカクショトウ※△☆%…」ww

めいどのみやげ(ニュースタッフエージェンシー '08) 「ものまね」
去年のM-1前夜番組でも見たおぼえがある、おじいちゃんと孫娘のコンビ。
2人「めいど!めいど!めいどのみやげ!」
2人「はい、もう一回、めいど!めいど!めいどのみやげ!」
は、ツカミじゃなくて最後に、しかもなぜか2回やるんすねw

グランジ (東京吉本 '05) 「指切り」
既知ネタでした。佐藤のツッコミがある程度離れた席でも
生音がばっちり届くくらいに強く、途中から遠山(小ボケ)が強いよ!
と訴え始め、叩き合いが始まり
遠山「カオス!」w
で、そのまんま終わるんですが元からこういうネタでしたかね?
どうでもいいですが、五明(大ボケ)がハケるとき
くずれたお団子頭のゴムを外しながら颯爽と髪をなびかせて帰ってったのを見て、
何とも言えない気分になりました…w
ちなみにここの順番は後半組から前半組に差し替えられた模様。

ブレーメン (東京吉本 '04) 「アルプス一万尺」◎合格
大物ぶるスター関根(ボケ)と、それにわたわたツッコむ岡部(ツッコミ)。
ここはすごく不安定なウケ方をしていましたねえ。
おととし準決勝まで行ったときもそんな感じだったんですかね。
関根「いつだって悪いのは中国だ」w
関根「羞恥心なんて童貞と一緒に捨てたさ」
岡部「(客席一瞬見て)……わぁ、すっごい気まずい」w
拍手笑いが1,2回来たのは確かながら、合格は微妙だと思っていましたが
ここは突破しましたね。

ジェニーゴーゴー (SMA '03) 「ボクシング」
あらびき団で見せている仲良し漫才じゃなかったですね。
シンガタという番組で
「僕らみたいな若手芸人がテレビ出るにはこういうことしなきゃ無理なんですって」
と本当の事を言ってたのは笑いましたがw
合格するほどのウケではないにしろ、仲良し漫才以外でも
結構やるってところを確認できました。今後に期待。

上々軍団 (アップフロントエージェンシー '03)「ついてない」
オンバトでもやってたネタですね。
ややウケ~普通ウケの範囲。

虹の黄昏 (げんしじん事務所 '05) 「フツーの漫才ができない~ものまね」
オンバト(トライアウト?)にも出てた気がする、
割とブッ飛んだネタをするコンビ。
途中、客がついてきてないことに一瞬笑っちゃう裸のほうw
最後は客席の方にジャンプして時間切れ赤暗転でおしまいw
売れるために作ったイロモノではなく、天然のミュージシャン気風みたいのを感じますわ。
芸人が数多く出るこういう舞台では物珍しく観れましたが、
あと2,3回でも観たらもうおなかいっぱいになる気がしますw
MC増田「僕は漫才っていうのは立ってマイクの前でやるものと習いましたけども」

 

■Bブロック

 

客ウケが低調気味だったブロック。

デビルステージ (ワタナベエンターテインメント '00)
初めて知ったコンビ。
ツッコミだけ先に出てきて、ボケは白塗りで悪魔の格好、ラジカセ持って登場w
デビル「デーモン小暮閣下は仕上がってる」w
呪いをかける下りで、
デビル「いま、どこかしらの国で北が南を攻めた」w
しかし、客ウケは全体的には今一つで、肩を落とし気味で
ラジカセ持って帰る悪魔w

ややウケちょいウケ (東京吉本 '09) 「アスリートを応援」
村上ショージとでんじろうのコンビ。
新喜劇で観る村上ショージには感心する部分も多いが、
正直この漫才舞台に出てくるにはそぐわない営業色の強い漫才。

いもようかん (アミーパーク '??) 「モテたい」
初めて知ったコンビ。
これだけ漫才師たくさん出るライブ、かつ賞レースで
「モテたい」というネタかけるのは、カブリという意味で非常にリスキーですよね。

どんぴしゃ (東京吉本 '03) 「キャンプ」
おもしろ荘にも出てたものまね漫才コンビ。
いつも通り王監督のモノマネを終盤に挟みつつ、
ネタ運び自体はモノマネに頼り過ぎずしっかりしてました。
ラモスのJリーグカレーCMの再現には笑ったw

ムートン (松竹芸能 東京 '03) 「高校時代」
結構耳に残るフレーズ、「でも↑さぁ~↓」のコント師。
KOC予選でも観ましたね。コントとは違うネタで
ツカミはしっかりしてました。

平成ノブシコブシ (東京吉本 '00) 「鶴の恩返し」◎合格
オンバト+1で観たネタですが、それに比べると
格段に出来は良く、すぐ合格確実と思いましたね。
とにかくボケの吉村の気合がハンパなく、ネタ始まって30秒くらいで
大声出し過ぎてもう顔真っ赤にw
ここまで客ウケが低調に推移していたブロックを、
自らの気合でどうにか流れを手繰り寄せた感じ。
やはりこの力技は、この日にかける熱量がなければ使えません。

カナリア (東京吉本 '03) 「輪唱」◎合格
ここは準決勝常連レベルなので、直前の流れも味方につけて、
歌ネタということもあり大きな笑いをとる。
それにしても少し遠距離から見ても、ボン(ツッコミ)はきちんと芸人然とした
立ち振る舞いを見せてくれて、困ってる様子が伝わりやすく
ネタがわかりやすいし入ってきやすい。
テレビでこれ以上売れるかはわかりませんが、劇場にこういうコンビがいると
吉本は重宝するでしょう。

 

■Cブロック

 

ブロードキャスト (東京吉本 '00) 「息子に説教」◎合格
ここはいつも2段構成でブツ切れなネタが気になりますが、
今回は1本ネタでしたね。
合否が非常に微妙なレベルの客ウケだったと思います。
ボケの吉村は振り被ってボケる印象がある。
力技で持ってこうとしていた気もするが、その狙いがハマりきれなかったような気も。

三日月マンハッタン(松竹芸能 東京 '02) 「九九」◎合格
あらびき団にほぼこのネタまんまで出てましたね。
沖縄訛りの漫才。
まあ三回戦でこういうネタをかけるのはちと勇気がいるでしょうね。

ギンナナ (東京吉本 '10) 「女って…」◎合格
「女ってさ…」がだんだんキクチによって「ひょうたんってさ」と
ズレていく、という構成。
即合格というウケではありませんでした。

ロケット団 (株式会社トービック '00) 「時事漫才~北朝鮮」
北朝鮮ネタは出てきたけど、たぶんありネタだったのでは。
何か聞き覚えがあったような気がします。
でも時事ボケを一つ二つ入れ込むならともかく、
時事漫才となると何となくM-1って感じがしなくなっちゃいますね。

ウーマンラッシュアワー(大阪吉本 '08)「バイトリーダー」◎合格
中川(ツッコミ)が松葉杖で登場するもんだから驚きました。
いやでも、頑張ってましたね。
関西ではお馴染みの鉄板ネタ。東京で露出するときも
基本これですね。
ここのネタを生で観るのは初だったんですが、生で観ると
やっぱり楽しい漫才だというのは発見でした。
なお、登場のときこそ中川を気遣ってた村本(ボケ)でしたが、
ネタ中はヒートアップしていつも通りに加減なく
肩に手を置いたりして中川が多少フラつく場面もw
まあ合格間違いなしと言える出来でした。

Wエンジン(ワタナベエンターテインメント '00) 「えとうさん」
えとう押しのネタ。惚れてまうやろー!は無し。

 

■Dブロック

 

ロビンフット(SMA '00) 「毛」
腋毛は何の必要があって生えてるのか、というネタ。
正直ネタよりも全身灰色スウェットのボケの格好の方が気になりましたw
なんのイジリもなかったけどキャラ付けなんですかね。

あきげん (マセキ芸能社 '04) 「モテたい」
合格するほどのウケではなく。

ロシアンモンキー (東京吉本 '00)「ヒーロー」◎合格
生でも観たことある、川口(ツッコミ)のボケしろが大きいネタ。
拍手笑いが1,2回来ていました。

ミラマリア (ホリプロ・松竹芸能 '09)「アイドル」
いやもうここは……出だしからボケの滝口が台詞を飛ばし、
同じ台詞を3~4回繰り返す入りw
さらにネタ入ってからも1回飛ばしていて、
会場が無音の空間と化すw
正直もう笑っちゃったんですが、確かこのアイドルコンビ、
滝口のほうは去年も飛ばしてたってナタリーのレポで見た覚えが…w

チョコレートプラネット (東京吉本 '06)「怖い話」
という状況で出てきましたが、まあコント師ながら奮闘しましたかね。
コアラw

タイムマシーン3号 (アップフロントエージェンシー '00)「アイドル」◎合格
前に生でも観た覚えのある、関(ボケ)がアイドルを目指すネタ。
山本「両国立ったら、『ただいま』ってボケすんだろうねぇ!」
で、お客さんからやや間があって拍手w
山本「いらないですよ!こっちには時間があるんだから!」w
まぁ~達者ですよ。
最後のオチは、
関「審査員の皆様、2回戦通してくれてありがとうございます」

ダブルネーム (トップカラー '03)「チャゲはいい奴」◎合格
いや~疲れた頭に心地よく響く、
「チャゲはいいやつ~♪」w
今年の年始ごろにおもしろ荘でもやってたような。

 

■Eブロック


この辺りでお客さんが疲れてるのを察したルート33が、
ちょっと伸びしましょうかと指示。

とりゅふ (オスカープロモーション '10)「ガソリンスタンド」
最初スタンダードなネタをやって、次に
「大阪出身じゃない僕らが、大阪芸人風にやってみます」
それにしてもちょっとバカにしすぎw
まあそのやりすぎなトコがある意味面白かったですがw
そのぶん、3段構成の最後のアメリカ人風はあんまりでしたかね。
まあでも、ショートコントですよねw

少年少女 (東京吉本 '05) 「漫画喫茶」
マンボウ~♪w
いや、実は東京人でありつつ一度もこの歌聞いたことないんですが、
疲れた時間帯に阿部(ボケ)の唄声は朗々と響いてウケてましたw
個人的にはツッコミの坂口がこのネタに飽き切っているという情報も
頭に入ってたので、余計にニヤニヤしながら観てました。
阿部「チャンネ~のパイオツ~♪チャンネ~パイオツカイデ~♪」ww

334 (アマチュア '07)「ポジティブ」
初めて知ったコンビ。
何でもよい方に解釈するボケに、「お前ポジティブやなぁ」と
ツッコミ続けるネタ。

ザ・たっち(ホリプロコム '02)「双子の個性」
もっと自分の個性を出してきたい、というネタ。
いまいち会場もついてきていなかった。

スタンバイ (ソーレアリア '09) 「刑事ドラマ」
どこかで観たような気がするトリオ。早口が達者でしたね。

アームストロング (東京吉本 '00)「ボウリング」◎合格
ちょうどこの数日前にオンバトでオンエアされたネタw
安定的にウケてました。

超新塾(ワタナベエンターテインメント '01)「お化け屋敷」◎合格
時間ギリギリだった気がするので、5人という人数の多さを
再認識しました。
何かイーグル(ツッコミ)が声飛び気味だった気も。

 

■Fブロック

 

客の疲れもあり、ここも比較的低調だったブロック。

松ぼっ栗 (東京吉本 '02)「結婚のアピール」
女性トリオで、ツッコミは関西弁。

くらげライダー (太田プロダクション '08)「生前葬」
聞き覚えあると思ったら有吉がちょくちょく名前出してるからか。
ただし、「辞めろ」という文脈でなんだが……w
相当苦境に立たされていて静かな時間が多かった。

ほたるゲンジ (オフィス北野 '05)「おっちょこちょい」
初めて知ったコンビ。
特筆すべきボケがあった訳じゃないが、どっしりした
安定的な漫才で、賞レースを抜きにすれば
個人的には結構好きなタイプの漫才。

さんびーち (松竹芸能 東京 '00)「死んだ友達タケシ」
山田(ボケ)の死んだはずの友達が客席に見えていて……というネタ。
3回戦は客席に降りてくるコンビ結構いますねえw
ネタ自体は悪くないものの、最初のそのパフォーマンスを越えられなかった気も。
そして声質が二人とも似ていて、喋りがうるさく聞こえてしまいました。

ものいい (東京吉本 '06)「バレーボール」
フレーズ無し、自分叩きツッコミは1回入れてました。

東京ダイナマイト (東京吉本 '01)「英会話教室」◎合格
ハチミツ(ツッコミ)が新しい髪型になり
松田「ちょい悪キューピーみたい」w
客が疲れてる時間帯だったので、ここにしては
ウケはやや物足りなかったと思います。

 

■Gブロック

 

オテンキ (SMA '01)「医者とバーテンダー」
モテる職業として、バーテンと医者をボケ二人がやって、
真ん中のツッコミが両側にツッコむという形。

チーモンチョーチュウ (東京吉本 '00)「温泉一人旅」◎合格
初見のネタでした。
ここはアドリブを1,2入れる余裕があったような気がします。
合格感じさせるほどのウケ。

我が家 (ワタナベエンターテインメント) 「結婚したい」◎合格
「代われ」タイプのネタじゃなく、坪倉がダメツッコミをするタイプのネタ。
冒頭、
谷田部「実は僕……昨日入籍しました」
でホントに客から1人「エッ!?」という女性の声がw
谷田部「……言ってみてぇ~」
ただ確実に合格と言えるほどのウケではなかったかな。

カノン (松竹芸能 東京 '??) 「地獄の使者なぞなぞ」
どこかのライブで観た覚えのあるネタ。
ちょっとデビルステージとかぶってたかなw
ウケはなかなか来てなかったけど、ここのこういうバカやりきる芸風は好きですw

磁石 (ホリプロコム '00)「ラジオのパーソナリティ」◎合格
ここも安定感あり、すぐ合格を確信する水準。
冒頭だけまとめツッコミやってたが、他は普通の形式だったから安心しました。

パンクブーブー (東京吉本 '01)「絡まれた」◎合格
まあ安定感ありますわ。
街で人に絡まれたって話だったはずなのに……という展開。
どこかの番組でも披露してたかな?

◆総評

時事ボケがあんなに飛び交うのも珍しい。
その意味ではレアな日程に行けましたが、残念ながら
ライブとしては品川3日目の方が満足度は高かった。
全体的にもウケが品川3日目より低調。
まあ出場組が多かったせいもありますかね。
実際に後半は確かに疲れました。
個人的にはイロモノや初見組で大きな発見がなかったのが残念。
年々出場者数は増えていくんだから、
準々決勝新設は仕方ないのかなあとも思う3回戦だった。

一方、タイマ、磁石、パンブー、カナリア、チーモンら
準決勝常連組の安定感はやはり一段上だった。
ノブコブの気合も観るべきものがあった。
また、この日初めて生で観たウーマンが楽しかったのは収穫でしたね。

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